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ジェロニモス修道院の前で、凛と立つ大塚さん。 |
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インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマ。彼の偉業を記念して・・・というか、彼がもたらした富(香辛料などを売った莫大なお金)によって建てられた、美しいマヌエル様式(海草や船のロープなど海にまつわるものを装飾に多用する様式)の修道院です。世界中の領土から流れ込んだ大量の銀で作られた巨大な聖櫃があり、大航海時代の繁栄が偲ばれます。大礼拝堂には、ヴァスコ・ダ・ガマと詩人カモンエスの石棺が置いてあり、遺体は今も安置されています。1584年、日本から渡った「天正少年使節団」もここを訪れているという記録が残っていますが、小さな島国からやってきた16世紀の少年たちは、この壮大な建物を前に、どんな感慨を覚えたのでしょう。 |
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