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サン・ロケ教会の内部。壮大なスケールの宗教画が天井に。 |
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パイプオルガンの音色がしずかに響く、サン・ロケ教会。イタリア・バロック様式の建物で、「とくに、奥にある礼拝堂はリスボンでも有数の美しさ」と、地元の人たちが声をそろえます。大塚寧々さんも、ミサに出席しながら、天井画や像をゆっくりと眺めていました。実は、この教会も日本に関係の深い場所。15世紀中頃、この教会はイエズス会の本部で、布教を命じられた宣教師たちはこの教会から、幻の黄金の国「ジパング」に旅立っています。また、信長の晩年に、ヨーロッパの見聞を広げるために結成された「天正少年使節団」は、リスボンにたどり着いた後、この教会に1ヶ月ほど滞在しました。 |
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