哀愁の街、と呼ばれるリスボン。
オレンジの屋根がひしめきあうポルトガルの首都リスボン。名前の由来は、「良い港」というポルトガル語です。細くまがりくねった坂道が連なる街並みは、中世のたたずまいを残す庶民のラヴィリンス。「尾道みたいだなあ」と石畳の坂を歩きながらテージョ川を振り返ってみたりして。でも!!驚いたのは、リスボンの街にもっと“似ている”場所が、戦国日本にあったという事実。信長の造った「安土城下町」(=滋賀県)が、それ。調べてみると、信長は、ほんとうに商都リスボンに学びながら、安土の町を形成していたんです。信長の下した「楽市楽座の令」も、商人で賑わうリスボンの街をヒントに生まれたんですって。
安土城下町に似ているリスボンの街並み。左奥の小高い山が安土城なら、テージョ川は琵琶湖!?
「オブリガード!」。
気さくな八百屋のおかみさん。
石畳の通りをあるく
ポルトガルのおしゃれなご婦人。
リスボンの市場にて。
カラフルな果物や野菜が並ぶ。