番組内容 NEWS スポット映像 NOBUNAGA基礎知識 ポルトガル案内 もうひとつの歴史 TOPページへ
2月19日(土)夜7:00〜8:54
もうひとつの歴史 シリーズ第4弾
『NOBUNAGA〜もう一つの顔〜』
〜ポルトガルで発見した信長・NIPPONの真実〜
ハイビジョン制作・放送
出演者
旅人 : 大塚寧々
ナビゲーター : 横田与志(脚本家)
織田信長〜イメージシーン : 田村勤
ルイス・フロイス〜イメージシーン : アンディー・ターナー
ナレーター : 酒井健治(テレビ大阪アナウンサー)
大塚寧々_image
織田信長_image
【解説】
テレビ大阪が送る「もうひとつの歴史」シリーズの第4弾。このシリーズでは歴史上の人物や史実にスポットをあて、そこにある様々な謎を解き明かしていく。
今回のテーマは「織田信長」。戦国大名が群雄割拠し、誰しもが覇権を争っていた戦乱の世に終止符を打ち近代国家への足がかりをつくった織田信長。通説では「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」の句に象徴されるように権力を得るためには非情であったとされるがはたしてそうだったのだろうか?
番組では信長が優遇したキリスト教宣教師が母国ポルトガルに送った報告書などに新たな信長像が浮かび上がると考え、女優大塚寧々がポルトガルを訪れ、当時大航海時代で世界に進出していたポルトガルの真の野望、それに対する信長の戦略を大胆に推理し今までにはない「NOBUNAGA」像に迫る!
【内容】
1534年、尾張の国に一人の男が生まれた。幼名は吉法師、のちの織田信長の誕生である。信長は100年以上続いた戦乱の世を
終わらせ、中世から近世へと時代の扉を開けたと言われているが、志半ばで倒れた信長が本当に作りたかった理想の国はどのようなものだったのか?脚本家横田与志は世界史から信長を捉えることで今までには語られてはいないもう一つの顔が見えると考えている。
横田の考えを受けて女優大塚寧々が宣教師の故郷ポルトガルへと旅立った。
ポルトガル共和国。人口1,000万あまりの小国だが15世紀から始まった大航海時代には隣国スペインとともに世界の海を制するなど栄華を極めていた。
西のスペインに対して東へ東へと勢力を拡大していったポルトガルの南蛮船が日本の種子島に漂着したのは1543年のこと。この船が伝えたものが戦国の世であった日本に多大なる影響をもたらした。鉄砲の伝来である。
この年、信長は数えで10歳だったがその後若くして家督を次ぎ、桶狭間で今川義元を撃破するなどどんどん勢力を拡大し1569年には京へ上洛し日本の中心的大名となった。

進取の精神に富む信長は鉄砲を始めとする南蛮文化を積極的に受け入れ、鉄砲では当時ヨーロッパでもおこなっていなかった三段撃ちを行い、長篠の戦で武田軍を壊滅に追い込んだ。
また、経済政策を積極的に行い、「楽市楽座」で商業を活性化させその利益で武力を整備する富国強兵政策を取り入れた。さらに、ポルトガル宣教師たちを厚遇した。無神論者と言われた信長が宣教師を優遇した真の理由はなんだったのであろうか?

また、長い航海の果てに東の国「ジパング」にやってきた宣教師たちは本国に数多くの報告書を送っているがその中に垣間見ることが出来るヨーロッパ諸国の狙いはどこにあったのであろうか?

そして戦国の世である当時の日本を統一しようとした信長の真の功績はなんなのか?

この仮説を紐解く大塚寧々の旅はポルトガル・リスボンから始まった。
大航海時代を築き上げたエンリケ航海王子の足跡を追い、当時の地図に日本の銀山の上にはためく国旗に驚き、リスボン・テージョ川から見た風景に安土城から見た琵琶湖に似ていると感動していくなかで大塚寧々は当時のポルトガルが目指していたものを次第に感じ取っていく。
「King of Zipang NOBUNAGA」
信長が目指した理想の国「NIPPON」が完成していたら私たちの国はどんな国になっていたのでしょうか?
BACK
各ページに掲載された記事・写真等の無断転用を禁じます。 Copyright (C) Television Osaka Inc. All Rights Reserved. テレビ大阪