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2月7日(月)記者会見
「NOBUNAGA もう一つの顔」
出演者:女優 大塚寧々 さん
大塚寧々
きょうはありがとうございます。ロケは非常に楽しかったです。たとえば、もしリンゴがあったら、前から見るとしたら、違う角度からみたら?というかんじで目線を変えてみる楽しさが、最も印象に残っています。信長は「泣かぬなら殺してしまえほととぎす」〜という句にあるように、冷たい人と思っていましたが、ロケで、信長がいたから日本は守られていたのでは?とか、資料をみて、普段みることができないものをみたことは貴重な体験だったと思います。
 
質疑応答
ポルトガルでの思い出は?
天気は映像にもあると思うけど、撮影の間はめぐまれて、いろんなハプニングはあったが、船で海にでて、そこから城を眺めているときに、撮影がおわってかえってきたら、監督が、台本を海に落としちゃったんですよ!!!もう撮影ができないのでは?と思っていたのですが、撮影が終わったところだけ落ちて、まだのところは残っていたので、この作品はめぐまれているな、と。あとは、メンデスピントさんの子孫とかいろんな方にお会いして、話せたので思い出深いですね。
日本を救った信長を通して、ポルトガルのイメージはかわった?
ポルトガルにいくのは2回目でしたが、最初のイメージは、情緒的な街であたたかく・・・というイメージでしたが、大航海時代は、スペインは西へ、ポルトガルは東へ〜と進出していったわけで、単純に攻撃ではなくて、進出というのは、それだけではない意味合いがあったことを感じました。
発見したことは?
これまでの信長のイメージは強い、厳しいというものでしたが、物事は何でもいろんな側面からみれば、いろんな見方があるわけで、日本史だけでなく、違う角度からみるといろんな発見があり、出会いがあり、とっても面白いと思った。こりかたまった見方ではいけないんだと思いました。
普段は女優としてのお仕事。こういったドキュメンタリー番組のナビゲーターというのは、 どういったことに気をつかったか?
こういう旅番組は、素の部分が出るので、いつもの自分のままで自然にいようと。ただ、やっぱり間違えてはいけない事柄とか資料があるので、そこだけはきっちりとおさえていかないといけないので、そこは少しだけ気をつかいました。
今回の場所で、印象に残っているのは?
ロカ岬です。西の端ということで、海を眺めていると大航海時代というのが、広がっていくのを感じました。もともとのイメージは、やはり非情な部分を感じていた。でも、今回ポルトガルで、たとえば、「泣かぬなら殺してしまえ〜」という冷たい部分ではなく、何かを守るためにはそうしなければいけないこともあるし、いろんな観点から、信長はいろんなことがらをあの時代に、日本のことだけでなく世界にグローバルな視点をもっていた。頭の回転が速いというか、きれる方だったのだなと思いました。
歴史上で興味のある国は?
文化人類学とか、歴史とか、そういうことに興味があった。自分なりの範囲で、(本などを)よんでいたら面白かったので、(番組出演に)声をかけてもらってうれしかったし、(ポルトガルへ)行って良かった。世界史のなかで好きな人物・・・たとえば、この国はこう動いているが、ほかの国はこう動いているという比較が面白かった。
調べれば調べるほど、中国だけでもすごいし、ポルトガルもフランスも東南アジアも尽きない、広がっていく感じがするので楽しいです。
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