第6話「放置された親子」
屋台バーにボサボサの髪にヨレヨレの服を着た少年・ソラ(斎藤汰鷹)がやって来た。
雪(木竜麻生)は馴染みの中華料理屋に連れていく。
中華料理屋でおいしそうにオムライスを食べて帰っていったソラ。
しかし翌日の朝、ソラは母親・真奈美(田畑智子)と一緒に、
いきなり雪たちの自宅に押しかけてきた。
真奈美は仕事で休日も出勤だからと、一方的にソラを雪たちに預けていった。
ソラは雪が作ったオムライスを食べたり、遊んだりしていたが、
雪のある言葉をきっかけに、外に飛び出してしまった。
雪は慌てて追いかけるが、ソラを見失ってしまう。
これまでのストーリー
まどろみバーメイドStory
とある街の一角。
月夜に現れては、ふと消える不思議な「屋台バー」がある。
この屋台の店主は女性バーテンダー・雪。
雪は夜更かしが苦手でいつも居眠りをしているが、
ひとたび注文を受けるとその眼差しは変わる。
客の特徴、気候などを考慮して客がもっとも求めている味を提供する天才バーテンダーだ。
バーには様々な客が訪れ、それぞれの悩みや悲しみをグラスと共にカウンターに置いていく。
そして雪自身も、同居する二人の先輩バーテンダー騎帆と日代子との出会いや、
過去も含め物語が動き出す。
気鋭のイラストレーター・パオの漫画デビュー作を実写化。