第4話「悩める若きバーテンダー」
騎帆(玄理)がバーテンダーをしているホテルのバーの
後輩・若尾(中村ゆりか)が、突然辞めると言い出した。
騎帆は若尾を雪(木竜麻生)の屋台バーに連れて行く…。
雪の屋台バーで、騎帆は若尾の辞める理由を聞き出す。
若尾は一年以上もバーで働いているのに、
カクテルをまだ作らせてもらえないことに不満を募らせていた。
さらに後輩の山路(上川周作)に、先を越されたのも気に入らない様子。
山路が“男だから”先に選ばれたのであって、
実力では負けていないという若尾に対して、
騎帆は腕に自信があるなら、勝負しようと申し出るが若尾は、
騎帆は先輩なので雪と勝負したいという。
結局、雪と若尾が「ジンフィズ」で対決することになる。
これまでのストーリー
まどろみバーメイドStory
とある街の一角。
月夜に現れては、ふと消える不思議な「屋台バー」がある。
この屋台の店主は女性バーテンダー・雪。
雪は夜更かしが苦手でいつも居眠りをしているが、
ひとたび注文を受けるとその眼差しは変わる。
客の特徴、気候などを考慮して客がもっとも求めている味を提供する天才バーテンダーだ。
バーには様々な客が訪れ、それぞれの悩みや悲しみをグラスと共にカウンターに置いていく。
そして雪自身も、同居する二人の先輩バーテンダー騎帆と日代子との出会いや、
過去も含め物語が動き出す。
気鋭のイラストレーター・パオの漫画デビュー作を実写化。