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■京都御苑(京都市上京区)
いよいよ伊勢へ出発となると、宮中で『発遣の儀』が行われました。ここで天皇は「都の方に赴きたもうな」とお声をかけられ、斎王の髪に「別れのお櫛」をさされたとか。斎王も決して振り向いてはいけないというしきたりだったそうです。これにより、天皇の祭祀権を斎王に分け与えました。小さなお櫛に多くの涙と責任の重さが込められた、悲しい儀式だったことでしょう。 |
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京都は平安から明治まで都があった、歴史ある場所。昔の和の風情と落ち着きが今も残る古都の町です。その京都盆地のほぼ中央にある京都御苑には、宮家や公家の邸宅が建ち並んでいました。それが整備され、今では市街地のなかの憩いの場として、多くの自然を愛でることができます。これから秋になると、京都は一番の観光シーズン。
艶やかな紅葉や神社仏閣の特別行事など、風雅な世界が楽しめますよ。 |
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