|
|
■おはらい町(三重県伊勢市)
内宮の宇治橋から五十鈴川に沿って、伊勢特有の切妻・妻入り造り(書物を開いて伏せたような三角形の屋根の建物)の町並が続く、おはらい町。昔ながらの土産物店や銘菓の老舗、旅館がずらりと軒を連ねています。斎王たちもきっとこのあたりを通ってお詣りされたのでしょう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
おはらい町の朝。開店前早くにすべての店がきれいに掃除をして玄関前に水を打ち、まるでお正月のような神聖な雰囲気が漂っています。これは、自分の施しが神に届きますようにと「おかげの心」で旅人をあたたかく迎えた、伊勢人の心の表れ。その心にちなんで作られた「おかげ横丁」も、今ではおはらい町の人気スポットです。明治初期の町並が復元されており、おしゃれな染物屋やキセル屋、ケーキ屋、なかには魚一匹丸ごと試食させてくれるユニークな干物屋があったりと、ここで老舗の味、歴史、風習、人情まで、伊勢の風情を一度に味わうことができます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|