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「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
10/23(土) 石川亜沙美さんと若草山へ
晴れ。早朝、若草山山頂に立つ。少し肌寒かったが、朝もやがかかった奈良盆地を一望し、石川さんは今も昔も変わらない奈良の美しさを満喫でき、平城京時代の奈良へ思いを馳せる事が出来たようだ。午後から平城宮跡で大型クレーンを使っての撮影。朱雀門、第二次大極殿跡での撮影。平城宮跡一面には、ススキが美しく風に揺られており、親子連れや若者が思い思いに散策しているのが印象的。石川さんも「ぜひこの次はプライベートで奈良を訪れたい」との事。きょうで出演者の入った撮影は終了。前橋ディレクターが「俺は晴れ男」との宣言通り、台風が3回通過したにもかかわらずたいしたことにもならず、順調に収録が出来た。これもスタッフおよび関係者一同の精進が良かったせいと感謝、感謝。最後に石川さんと記念撮影をして涙のお別れ。石川さん「スタッフと別れたくないよー。」こんな素敵な言葉をプレゼントしてくれる石川さんに「必ず良い番組に仕上げる。」と改めて心に誓う。
【若草山から、ならまち、大仏殿跡へ】
秋晴れの若草山。ここで石川さんのセリフ。「青丹よし 奈良の都は咲く花の 匂ふが如く 今が盛りなり」・・・平城京の華やかさと、奈良の自然の美しさを想う歌を詠みあげ、監督の「OK!」の声が若草山にこだましました。石川さんは、記念にマイデジカメで若草山からの奈良の風景をカシャッ。プライベートでも空の写真を撮るのが好きなんですって!
続いて大仏殿周辺を撮影。猿沢池にも足を伸ばしました。この池には淡水ガメがたくさん生息しています。興福寺の五重塔を眺めながら、池のほとりをゆっくりと散策する石川さんは、カメラが回っていないときでも始終おだやかな表情で、本当に古都・奈良を楽しんでいらっしゃるようでした。
女性なら立ち寄ってみたい、レトロな街並み「ならまち」へ。まずは、奈良の下町の細い道をゆっくり走り、格子の家という場所に到着。ならまちの伝統的な町家を再現しているその家(資料館)は、昔の奈良の町家の生活様式に直接触れられる観光スポットになっています。ならまちをぶらりと歩く石川さん。格子の家に入って版画の展示を上機嫌に眺めていました。
最後は、大掛かりな撮影。朱雀門や、大仏殿跡、石舞台などに立つ石川さんをクレーンを使ったカメラが追いかけます。現代を生きる石川さんの思いが、はるか昔の都につながっていく様を、CG合成で映像化していきます。澄みきった秋空をからだいっぱいに感じる石川さん、見てる側にも、その解放感がストレートに伝わります。以上で、石川さんの撮影はすべて終了。全員でお待ちかねの記念撮影です。すべてのスタッフが集結し、ハイチーズ!監督から石川さんへ花束の贈呈!!お疲れさまでした。
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