約16m。 |
仏像の大きさは、丈六仏(2.7m)が基本で、これ以上大きいものをすべて大仏と呼びます。聖武天皇は、この丈六仏の十倍の大仏を創りたいと考えました。ただし、天平時代は古代の尺貫法を用いていたため、16mの高さが決まったようです。 |
正式名称は、『盧舎那仏(るしゃなぶつ)』。宇宙の中心で、全世界を知恵と慈悲で照らす太陽のような仏様です。 |
1250年前の奈良時代。でも、二度にわたる戦乱によって焼けて、いまあるのは江戸時代に再興されたもの。 |
聖武天皇です。完成までに12年かかり、約260万人がかかわったといわれています。 |
はじめは金ピカでした。でも、長い歳月によって銅の色がじわじわ滲み出て、今のように黒っぽい渋い色に。 |
銅500t、錫9t、水銀2t、金0.4t。 海外のものは石像が多く、貴重な金や銅を使うことで、日本の国力を海外に知らしめたという説も。 |
螺髪(らはつ)。白菜ぐらいの大きさのものが、966個ついています。 |
右手は「施無畏印」といって、苦しみから救いますよという意味。 左手は「与願印」で、願をかなえますよという慈悲の心を意味しています。 |
木造建築としては、世界最大級。高さは約48メートルあるので、ビルでいうと15〜16階建てに相当します。 |
初詣はいかがでしょう。普段は開かない大仏殿正面の窓が開き、お顔が現れます。 また、3月のお水取りの時期も賑わいます。しかし、のんびりと楽しみたいなら、気候のいい時期に行くのがいちばんです。 |
シカは神様のおつかい。1200年以上の昔から、この地で、大切に保護されてきました。 現在、国の天然記念物に指定されています。 |
保護されていますが、飼われてるわけではありません。 |
現在150円。売上はシカの保護に役立てられます。シカの健康と安全をかんがえて砂糖はつかっていません。 材料は、天然の米ぬかと穀類。 |