■緒形
: いやあ・・・今回は、娘のような、孫のような石川さんといっしょに奈良の街をぶらぶらと歩きました。おわり!!
■石川 : まるでお父さんのような、心強く、あたたかい緒形さんと奈良を歩くことができて、本当にうれしかったです。奈良は、修学旅行以来でしたが、この年になって感じたことがたくさんあり、勉強になりました。
■前橋監督 : 寡黙な緒方さんに代わって・・・少し、緒形さんがおっしゃったことを代弁させていただきます。「奈良をどのように思うか?」という質問に、緒形さんは「奈良は日本のヘソだ」とおっしゃいました。1250年前、日本がひとつの国として産声をあげた年、ひとつの独立した国のその場所を“ヘソ”だと表現されました。そのヘソの象徴が大仏だったのでは?と思うんです。寡黙な緒形さんですが、なんでカメラがまわってるときにその感想をいうてくれへんかったんかな、と。それが残念でたまりません。そういう意味で、みなさんについている“ヘソ”、ついているけど忘れている“ヘソ”を見直してみよう、と。そういう番組に仕上がっていると思います。ぜひ、ご覧ください。
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