●番組内容 ●News ●まめ知識 ●ショートムービー ●もうひとつの歴史 ●トップへ
「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
10/10(木) 行基ゆかりの、だんじり祭へ
ロケ期間中2度目の台風通過となるも、無事晴れとなる。緒形さんは始めての新幹線、飛行機での始発の体験との事。伊丹空港到着後、車で大阪・岸和田市の久米田寺へ。久米田寺では行基の遺徳を偲んで地車(だんじり)が境内に集結する「行基参り」岸和田・八木だんじり祭が行われる。子どもが元気なまつりで街じゅうに活気が溢れ、緒形さんも手を振ったり拍手をして地車を曳く若衆の活躍に応えていた。午後から街中に出ると緒形さんにサインや握手などを求める人で大騒ぎとなるが何とか無事に撮影を終えることが出来る。撮影終了後、緒形さんとスタッフ一同、良い番組にすることを誓って気勢を上げる。緒方さんの分の撮影はきょうですべて終了。緒形さん、お疲れ様でした
【久米田寺→久米田池→だんじり見学】
奈良の大仏と、岸和田・八木地区のだんじり祭・・・いったいどんな繋がりがあるかとお思いでしょう?これには、大仏造立に力を発揮した僧侶・行基が関係します。だんじりが集結する久米寺は、行基の建てた四十九院のひとつ。この八木地区のだんじり祭は、民衆の人気者だった行基さんにお参りする伝統行事なのです。朝8時の久米田寺はすでに祭りの観衆。太鼓や笛の音とともにだんじりが、1台、また1台・・・全部で10数台のだんじりがこの久米田寺に集結しました。緒形さんは隣にいるおばあさんに話を聞きながらだんじり見物を満喫!
次は、だんじりに熱狂する町に繰り出しました。だんじりが通るたびに男たちが緒形さんに気づき、だんじりの上からも手を振ってきます。時折「緒形!緒形!」という掛け声に変わったりして・・・緒形さんも上機嫌で手を振りました。途中いろんな人から声をかけられたりサインや握手を求められ、緒形さんは気持ち良くそれに応えながら歩きます。今日は緒形さんの撮影の最終日。緒形さん、本当にお疲れさまでした。
←BACK 制作日誌トップ NEXT→
各ページに掲載された記事・写真等の無断転用を禁じます。 Copyright (C) Television Osaka Inc. All Rights Reserved. テレビ大阪