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「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
10/6(水) 緒形さんと、柿の葉すしをぱくつく
くもり後晴れ。午前中は緒形さんとのんびり奈良を散策。奈良の名物、柿の葉すしをぱくつく。ゆったりした奈良の空気に包まれて、緒形さんもすこぶる気分が良い様子。午後から緒形さんの東大寺境内シーンを撮影した後、若草山から東大寺を望むエンディングシーンを撮影。緒形さん「この番組は良いものになるよ」・・・緒形さんの期待にこたえなければとスタッフ一同決意も新たにする。撮影後、前日緒形さんからいただいたおそろいの靴下を履いて記念撮影。
【東大寺参拝から、若草山まで】
今日は、緒形さんが東大寺にお参りするシーンから撮影。土産物屋のおばさんから「緒形さ〜ん」と声がかかり、緒形さんがそれに応えます。鹿も寄ってきて、緒形さんの手の中の鹿せんべいにむしゃぶりつきます。どこにいっても人気もの!!つづいて、大仏殿の周辺での撮影。とくに大仏殿の回廊を歩く緒形さんの姿は、ただ、それだけでもドラマティック。強い日差しと、柱の影のコントラストが神秘的ですてきな映像が撮れているでしょう。撮影終了後も、緒形さんは「大仏をもう一度見たい」と言い、大仏殿に入っていかれました。
お次は、若草山に移動。この山は、芝生に覆われた3つの山が重なっていることから、三笠山とも言われています。有名なのは、「山焼き」という行事。山に火を入れて、山全体を燃やしてしまうという古都ならの新年を飾る炎の祭典なのです。山頂からは、奈良盆地いったいが見渡せました。奈良の町は、透き通るような美しさ。スタッフで記念写真を撮ろう、という話になりました。そこで、前日に緒形さんが全員にプレゼントしてくださった5本の指が分かれているタイプの健康靴下をはいて、はい、ポーズ!
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