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「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
10/5(火) 石川亜沙美さん、合流
あいにくの雨。東大寺に参拝に来た修学旅行生のカッパの色がカラフルで見ていても楽しい。緒形さん、石川さんの2ショットで大仏殿の中から撮影はスタート。石川さんは修学旅行以来の大仏だが、当時の記憶はあまりなく、「今、改めて見てみるとその大きさ、迫力になんか泣きそう」としきりに話す。石川さんはこの後、二月堂から大仏殿を見下ろした際、思わず涙するのですがこのあたりの理由は、ぜひ番組でご確認ください。石川さんは、撮影後一旦帰京。
【東大寺から、二月堂へ】
緒形さんも、石川さんも、大仏に逢うのは修学旅行以来と口を揃えます。大人になって訪れる奈良は、昔とはちょっと違って見えるもの。お二人とも、ゆったりとした時間の流れに身を置いて、まるで歴史を旅しているよう。あいにくの雨でしたが、かえって心がほっと落ち着きます。石川さんは、この番組の仕事が決まったとき、大仏に逢えるのと同じぐらい、緒形さんに逢えることを楽しみにしていたよう!
二月堂に足を運んだのは、この日、石川さんだけ。その道のりは、決して生易しいものではありません。しかし、がんばって登ってきたぶんだけの苦労を忘れるほどに二月堂かの眺めは最高!東大寺大仏殿と奈良市内がいちめんに見渡せるのです。また、ライトアップされた夜の景色もロマンティック。石川さんは、この場所で、本当に美しい涙をこぼし、スタッフの方がドギマギしてしまいました。
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