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「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
10/3(日) 最遠の地、山口ロケ
くもり、時々晴れ。山口県長登銅山跡へ。ここの銅山から運ばれた銅が大仏に使われたと言う。銅山を案内してくれた男性が緒形さんの問いに対して大仏のことを「懐かしい。」と言う。オモシロイネ。緒形さんは、「きのう259本安打を記録したイチローの記事が捨てられない。」スポーツ誌をいつまでも持ち歩いている姿が妙におかしい。
【大仏のふるさと。山口県・長登銅山へ】
大仏のふるさとのひとつが山口県にあった!というのは意外に思うかもしれません。実は、奈良の大仏に使われた銅は、山口県の長登銅山から運ばれてきたもの。今では新幹線を使っても3時間ぐらいで行ける場所ですが、人々はどのように銅を奈良まで運んだのでしょう。緒形さんご一行は、その謎を探るべく、最遠のロケ地、山口へ。「ここは、奈良の大仏さんのふるさとやから」・・・立ち寄った道の駅では、おばさんが、笑顔で話してくださいました。なるほど、道の駅の中央のモニュメントは大仏のキャラクター!!こんな遠いところに、本当に大仏さんのふるさとがあるなんて!
一行は、長登銅山へ。研究所の世良さんに説明していただきながら銅山を登りました。洞窟の中は肌寒く、話し声がわ〜ん、と反響・・・「歴史の痕跡を追って旅するのは楽しい。こういう銅山が人工的に造られていたということを目の当たりにして、とても興奮してしまう。銅山の中に、当時の鉱夫の残したノミのツメ跡なんかをみると特にそう感じるね。奈良の大仏と、遠く離れたこの山口県の銅山が、一本の線でつながっているんだなあ、ということに感動をおぼえる」と話していました。
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