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「遥かなる大仏へのメイキング日誌」
「おれ、大仏好きだから」と二つ返事で出演をOKしてくださった、大俳優・緒形 拳さん。 彼との出逢いが、大仏の旅への始まりでした。ちょっと長いけど、こまめに更新していきます。 ぜひ、読んでください。
9/28(火) 大仏は、デカカッタ!
東大寺・大仏殿で収録。緒形さん、大仏に直に触れる。「大仏を拝む人の顔、表情を映像に収めることで大仏を語り、表現できるような作品が出来れば・・・」と話す。まったく同感。この後、写経場で華厳経の写経を行う。緒形さんは一旦、帰京。
【東大寺大仏殿、大仏にご対面!】
緒形さんが奈良の大仏に逢うのは、高校の修学旅行以来50年ぶり。「やっぱりデカイね。自分の小ささを思い知るぐらいデカイよ!!」。大仏は、見る角度によって表情もさまざま。怒って見えたり、泣いて見えたり、笑って見えたり・・・静かに佇んで、大仏を眺める姿は、「人間・緒形 拳」そのもの。
大仏殿を出て、少し離れた場所から、改めてその大きさを確認する緒形さん。小春日和の奈良公園をのんびり散策する様は、カメラが回っていなくても、まるで本番のようにサマになる!!休憩中、鹿せんべいを買って、鹿に食べさせる一幕もありました。
午後からは、写経道場での写経。書の展覧会を開くほどの腕を持つ、緒形さん。一文字、一文字に魂を込めながら、静かな緊張感を楽しんでいたようです。
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