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■行基というのは、お坊さんの名前。「ぎょうき」と読みます。庶民からの信頼がとても厚かったお坊さんで、奈良の大仏を創るとき先頭に立って、たくさんの人をまとめました。大阪入りした緒形さんが、最初に訪れたのが、この行基ゆかりの場所、大阪の堺市です。あいにくの雨でしたが、午後からは、無事撮影がスタート! |
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■家原寺には、巨大な行基像があります。まわりは蓮池、ぐるっとまわれば、ご利益があるとか。ここで、お百度参りをする人も多いようです。ちょうどこの日も、地元のおばあちゃんがお百度参りをしていて、緒形さん、そのひたむきな姿をじっと眺めて、静かに手を合わせていました。 |
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■家原寺の本堂。壁に白いハンカチがたくさん貼られています。ひとつひとつに合格祈願や就職試験合格祈願など、学問に関する願いがこめられたメッセージが!!緒形さんも思わず見入っていました。そこへ、男性参拝客が・・・彼は奥様のエアロビクス免許の合格祈願にきたそうで、緒形さん、「合格するといいねえ」とニッコリ。 |
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■家原寺住職の寺西さんが現れ、ごあいさつ。行基のエピソードをいろいろ話していただきました。橋や、道、池などをつくって、困窮にあえぐ人々に救いの手を差し伸べ、菩薩と崇められた行基。大仏造立の裏側には、いろんな人の汗と涙があったんだなあ。まだまだ、旅は始まったばかり。 |
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