階伯 [ケベク]

毎週月〜金曜 11:59〜13:00 全36話 日本語吹替

  • 次回予告
  • これまでの放送
  • キャスト
  • 相関図

キャスト

ケベク
武王(ムワン)の側近でソンファ王妃とイジャ王子の護衛将軍であるムジンの息子。幼い頃、陰謀により母が殺され、反逆者の濡れ衣を着せられた父は行方不明となり、親も本当の身分も知らず平民の家に拾われ育てられる。子供の頃からウンゴに恋心を抱く。
奇跡的に父ムジンに再会するが目の前で殺され、王子イジャが父を殺したと誤解したまま、戦争捕虜の身になって新羅に連れて行かれる。
新羅貴族の奴隷になったケベク。そこで、百済の使臣として新羅を訪れたイジャ王子と再会する。父の復讐のためイジャ王子の首に剣を突きつけるが…父の死の裏にはとてつもない巨大な権力の持ち主が関わっていることを知る。

イジャ王
母であるソンファ王妃の敵であり、大きな権力を持つ一族の出身であるサテク妃によって、生まれたときから命を狙われ続けた悲運の王子。命を守るため、気の小さい、頼りない王子を演じて来た。
しかし、本当は強力なカリスマの持ち主で、人の心を動かし忠誠心を引き出す「用人術」の達人。父・武王時代には権力の強い貴族たちから屈辱を味わい、母の命も奪われた。そのため、権力争いで負けは死を意味することを誰よりも知っている。
自分のために命を捨てたムジンが残した息子、ケベクは、まるで兄弟のような、体の一部のような強い絆を感じる。
しかし、ケベクは思い通りに動かせる男ではなかった…。

サテク妃
大変聡明で冷徹・冷静な女性。百済の王は純潔の百済人であるべきだと考えている、純血主義者。そのため、武王とソンファ王妃(新羅の姫)の間で生まれたイジャ王子が跡継ぎに選ばれることを強く反対し、自分の息子ギョギを王に立てるために手段を選ばない。さらには<ウィジェダン(為済団:百済のための刺客集団)>を組織し、政敵を粛清していく。
聡明な彼女には、世間では馬鹿と呼ばれるイジャ王子が、実は復讐のために動いていることくらい、すでに分かっていた。

ウンゴ
美貌と気品、そして聡明さを兼ね備えた女性。優れた策士であり、政治家でもある。大国である中国を知るべきと考える父によって、小さい頃から中国語を身につけ、外国の動きに興味を持つようになる。これは、後に彼女が商団を運営するのに大きな力となる。
父の復讐のため、意図的にサテク妃に接近し、サテクのお気に入りになることに成功する。そんな中、イジャ王子に出会ったウンゴは王子を支援し始める。イジャ王子ともう一人の運命の人ケベク、両方から愛される女性。