第 11 話
階段下に落とされ血を流す恭介(佐伯大地)。その犯人は、由紀(向里祐香)だった。
救急車を呼び、狼狽しながら理由を問う香織(山下リオ)。由紀は全て香織のためだったのだと、経緯を語り始める。
立ち寄ったバーで、仲睦まじげな拓也(泉澤祐希)と睦美(紺野彩夏)を目撃。
証拠を撮り、店を出たところで、それに気づいた睦美に話しかけられる。
不倫を止めようとするも、睦美は応じない。そんな睦美は「全員が幸せになる方法」を提案する。
拓也と香織を離婚させる計画は、拓也と結ばれたい睦美、香織の幸せを願う由紀の双方にとって利害が一致するため乗ることに。
拓也の裏アカも、カフェで遭遇したのも全て睦美と由紀による工作だった。
しかし、順調かと思った矢先、香織と恭介が不倫するという想定外の事態が起こる。
新たな不幸に飛び込む香織を救うべく、今回の件に至ったのだ。
一方、手術を受ける恭介は意識不明の重体で、意識が戻ったとしても半身不随といった後遺症が残る可能性が高いと告げられる。
それでも一緒にいたいと、決意を新たにする香織。
その翌朝、畑下(猪野広樹)と睦美は今後について話し、その中で睦美は自分には愛がなかったことを悟る。
そして、生まれ来るお腹の子を愛することを誓う。
果たして恭介の意識は戻るのか…そして、4人の運命はどこへ向かうのか…⁉
© 「わたしの夫は―あの娘の恋人―」製作委員会