2012年。ロンドン五輪卓球で悲願の女子団体銀メダル。
福原愛が、石川佳純が号泣し、歓喜しました。

その会場に11歳の天才卓球少女も観戦していました。
彼女の名は伊藤美誠。

静岡・磐田市で生まれた彼女は今、大阪・天六で練習を行っています。
親の影響で３歳からラケットを握り、10歳で全日本卓球選手権に勝利。
あの福原愛よりも若くして大人を相手に勝ったのです。

その後もめきめきと力をつけていった彼女ですが、世界で戦うためには優秀なコーチが必要と感じ、大阪に来ました。

その思いはすぐさま結果に表れ、2014年の3月にはITTFワールドツアー・ドイツオープンダブルスで初優勝。
その翌週のスペインオープンでも優勝を飾り、2週連続優勝の快挙を成し遂げました。

2014年10月。14歳を迎えた今、世界ジュニア選手権とワールドツアー・グランドファイナルに出場します。
特にグランドファイナルは世界ランキング上位しか出られないハイレベルの戦い。
世界を舞台にどんな戦いを演じるのか。
まだ、あどけなさの残る14歳の素顔にも注目してください。