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「ただ『運ぶだけ』じゃない〜進化する関西の物流〜」

今回のテーマは<家電>。家電大手各社が発表した昨年度の決算は、過去最悪ともいえる「赤字」が並んだ。自動車業界と並び、国際競争力の花形としてニッポンの経済を支えてきた家電業界。このまま凋落の一途を辿るのか…。逆風の中、消費者のニーズを的確に捉え、新たなビジネスチャンスを狙う関西の家電メーカーを追う。

  1. 物流の“影の主役” その知られざる実力

    7,721億円という過去最大の連結最終赤字(2012年3月期)を出したパナソニック。「テレビはもはやコア事業ではない」とした津賀・新社長のもと、ある事業で復活を目指す。それは、介護・医療の“ヘルスケア”への挑戦だ。社員が病院などに売り込みをかける、黒いナゾの箱。そこにはパナソニックの新たな希望と原点が詰まっていた…。「今年はパナソニックの“リハビリ元年”。いまが勝負。」と、東奔西走する社員たちに完全密着する。

  2. 物流の“影の主役” その知られざる実力

    「家電業界のイチロー」と呼ばれる企業が大阪市にある。それは、扇風機販売で国内トップシェアを誇る「山善」。地道にコツコツとヒット商品を生み出してきたことから、そう呼ばれるようになった。扇風機や、掃除機、マッサージチェアなど、取り扱う商品は約3,000種類。その信条は、ずばり…“シンプル”。大手メーカーが機能性、デザイン性を追及していく中、シンプル路線で勝負。扇風機では国内のトップシェアを握った。山善の健闘に、日本の家電業界が陥っている、ある“死角”が見えた…。

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κατρõς =〈機会(チャンス)〉の擬人神。
ゼウスの末子とされ、オリュムピアにその祭壇があった。
彼の後部は禿げているが、前部に長い髪がある姿で彫刻に
表されている。
【ギリシア・ローマ神話辞典/高津春繁著(岩波書店)より引用】

西洋にはこの神に由来する「チャンスの神は前髪しかない」との諺があるが、 「好機はすぐに捉えなければ後から捉えることは出来ない」という意味。

國村隼

  • 番組テーマソング決定!
  • 編集後記

メインナビゲーター國村隼

[プロフィール]
圧倒的な存在感と演技力で映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。映画「アウトレイジ」「相棒-劇場版U-」「さや侍」など、来年は「少年H」「横道世之介」などが公開予定。ドラマでは「行列48時間」(ギャラクシ-賞受賞)、「妻を看取る日」(ATP賞受賞)、「親父の一番長い日」などで主演を務め、好評を博す。ドラマでは「平清盛」「推定有罪」「造花の蜜」「カ−ネ−ション」「獣医ドリトル」「大仏開眼」「芋たこなんきん」、8月には「剣客商売」が放送予定。舞台では、新国立劇場公演「朱雀家の滅亡」(2011年 作:三島由紀夫)で主演。