大長今(テジャングム)の称号を与えられ、王の主治医としての日々を送るチャングム。しかし加齢とともに中宗の身体を病魔がむしばむ。チャングムは、唯一の治療法として腸閉塞を起こした部分を切除することを提案。しかし刃物で人体を切るという初めて聞く治療法に周囲の反対はすさまじく、チャングムを支持している内医院(ネイウォン)でさえその無謀さを問う。大臣たちはこぞってチャングムを王の主治医の座から下ろし、厳罰に処すよう、中宗に直訴する。そもそも王の主治医とは、王の崩御とともに「王を守りきれなかった」罪により死罪となることが常だったのだ。
間もなく訪れるであろう死期を悟った中宗。チャングムを守るため、内侍府(ネシブ)の長官にある密令を下す・・・。
■2017年11月3日(金・祝)から「師任堂(サイムダン)、色の日記」が始まります。