ソルランが偽の王女であることが暴露され、休戦交渉において窮地に立たされる武寧(ムリョン)王。捕らえられたソルランを救うためミョンノンは、高句(コグ)麗(リョ)王の興安(フンアン)が太子時代、百済(ペクチェ)に密偵として滞在していた頃に情を通じていた女を捜すが…。
自分の身代わりを務めた娘が姉のソルランだと知って衝撃を受けたスベクヒャンは、その娘が高句(コグ)麗(リョ)の密偵かもしれないと称して自ら加林(カリム)城へと向かうが、高句麗の将軍ウルミルに見とがめられ、自分こそが本物の王女スベクヒャンであると言い放つ。
武寧(ムリョン)王と対面したソルランは、身代わりを成功させるため、自分を実の王女と思うように言う。そして、加林(カリム)城に到着し、高句(コグ)麗(リョ)側に軟禁されるソルラン。一方、スベクヒャンは、自分の身代わりを務めた娘の特徴が姉のソルランに似ていると思い、不安を募らせるが…。
ソルランは正式なピムンとなった証しに、肩にある醜いほくろのところに獏(ばく)の入れ墨を彫ってもらおうとするが、トリムからほくろではなく百済(ペクチェ)を守る花、守百香(スベクヒャン)の入れ墨だと言われる。ミョンノンに獏の入れ墨を授けてもらったソルランは、人質の身代わりにされると知って悩むが…。
武寧(ムリョン)王に気に入られようと、必死にタニョンの舞を練習するスベクヒャン。一方、ソルランもまたタニョンの舞を練習していた。懿花園(ウィファウォン)でチンムに会ったソルランは、なぜか親近感を覚える。チンムと楽しそうに話していたソルランを見たミョンノンは、嫉妬して…。