ファヨンによって施設に拉致されたユラ。そんな彼女にミニョクが取引を持ちかけ、5年前のひき逃げ事件での虚偽証言を撤回させる。ユラの新証言によって事件の再捜査が承認され、サンテは重要人物を国際手配することに。そんな中、ファヨンはウソクの意識が戻る前に彼の遺言書を書き換え、全財産がソジュンに渡されるように操作するが…。
スヒはユジョンを病室で眠るウソクのもとへ連れていき、彼が父親であることを打ち明ける。ファヨンは3人が親子であることにショックを受け、31年前に赤ん坊は処分したはずではとク秘書に詰め寄る。さらに彼女が話す内容を聞いたソジュンは、ユジョンがウソクの子であると知ってしまう。一方、再びファヨンの弱みを握ったユラだったが…。
31年前、スヒの隠れ家に向かったのはク秘書とデチョルだった。赤ん坊を託されたデチョルは、ク秘書に内緒でその子を育てる決心をする。すべての記憶を取り戻したスヒは、娘の居場所をデチョルに問いただす。デチョルは当時のことを心から謝罪し、ユジョンこそがスヒの娘だと明かすのだった。やがてスヒとユジョンは涙を流して喜びあい…。
ファヨンが自分の足で歩く姿を目撃したソジュンはショックを受け、大声で母を責める。そのときウソクが交通事故に遭ったという知らせが入る。家族で病院に駆けつけるが、ウソクは一命を取り留めるも意識が戻らない状態だった。脅迫を恐れる必要がなくなったファヨンは、ユラを家から叩き出す。一方、スヒはウソクが心配で病室を訪れるが…。
ミニョクはファヨンが犯した財団の不正を隠そうとして、ギョンヘに罪を着せたことを突き止める。彼はウソクにペンキがついた壁の写真を送り、ファヨンが工事現場でスヒを殺そうとしたことをほのめかす。驚いたウソクは急ぎ家に戻るが、そこで見たのは立っているファヨンだった。自分が騙されていたことに気づいたウソクは警察に向かうが…。