王に代わってクムに国事を行わせるべきだという上書が届く。王は怒りに震え、クムが王座を狙っているのではないかという疑いを抱く。クムは王宮の異変を感じ、タルムンにタンの行動に怪しい点はないかと聞くが、タルムンは何もないと嘘をつく。一方、吏曹正郎となったユン・ヒョクは司憲府、司諫院、弘文館の人事改革に乗り出す。その改革に的確な助言をするクムを見て複雑な気持ちになった王は改革をクムに任せると言う。
女官になって王宮に入り、クムをそばで守りたいというヨジ。クムは王宮に入れば自分の思いと関係なく色んな事が起こりえると話し、二度と女官になりたいと言うなとヨジを諭す。タンはタルムンを取り込もうと屋敷へ呼ぶが、タルムンの姿を見て激しく動揺するユニョン。手下になることを断ったタルムンはタンに刀を突きつけられるもののユニョンの懇願によって難を逃れる。
オ持平を殺した少女を目の前に突き出され、クムは少女が犯人だと認めざるをえなくなる。一方、ト・ジグァンを捕らえに妓楼へ向かったムンスたちだったが、タンに邪魔され、何もできずに司憲府へ戻る。その司憲府では殺主会の少女をかばったクムを罪に問い、殺主会の根城を討つという決定が下される。根城へ向かったムンスたちは子供たちを殴る監察たちを止めようとするが、逆に捕らえられてしまう。
妓楼で少女がオ持平を殺害するのを目撃したクム。ウィ・ビョンジュは死んだオ持平の側にいたクムを司憲府に連行するが、クムは犯人が少女であることをひた隠しにする。そこへ王の命令でやってきたヒョンミョンが王の直属機関である義禁府にクムを渡すよう司憲府に要求する。義禁府へ連れていかれる直前、クムはヨジにだけ聞こえるように、殺害したのは”殺主”という入れ墨をした少女だと明かす。
司憲府の監察となり、伝統の厳しい新入り訓練に耐える日々を送るムンス。ムンスと共にヨジ、アボン、チャンダルも司憲府に復帰する。世弟となったクムだが、重臣たちはそれを認めず、世弟のための初めての講義にすら参加しないという有り様だった。少論派の重臣イ・グァンジャはクムに対し「世弟は政には関わってはならないが、王としての資質があることを示してほしい」と難題を提示する。