王が死んだことでその責任を問われるクム。チョ・テグは王に対して適切な処置をしなかったクムは王になる資格はないと即位に反対し、大妃に訴える。ミン・ジノンはチョ・テグ側とイ・グァンジャ側で二分した少論派のどちらにつけば老論派が主導権を握れるか、生き残る道を模索し始める。一方、義禁府の動きを探りに来たムンスはそこで偶然ヨジと会い、彼女が女官になったことを知って驚く。
内医院の柱にタンの血痕が残っているのが見つかる。王が倒れたのはタンが毒薬を使ったからだと考えたクムは内医院の煎じ薬を王に飲ませることを禁じる。しかしチョン・テグはクムが王の座を狙って煎じ薬を禁じたのではないかと疑いを抱き、王の病を治す意思はあるのかとクムに問う。少論派や王妃を敵に回したクムを案じて大妃は信頼できる人物を自分の側に置こうと、ヨジを女官として王宮に入れることにする。
王宮にいたタンは兵を殺し、血だらけの顔で王の前に現れる。タンはそこに駆けつけたクムに「お前を道連れにする」と言って不敵な笑みを浮かべる。捕らえられたタンとウィ・ビョンジュらの取り調べが始まり、謀反の疑いが晴れたクムは正々堂々と王宮へ戻る。そして謀反の事件に関わった者たちの処分が王から言い渡される。一方、タルムンは昔の情からユニョンをかくまい助ける。
クムに謀反の疑いがかけられ、王による尋問が行われることになる。しかし謀反の証拠もないのに尋問すべきではないというミン・ジノンの意見により、尋問は中断される。クムは騒動の解決をはかるため、タンとタルムンに会いに行き、今回の騒動の黒幕がタンだという証拠を持っているとほのめかす。焦ったタンはタルムンに「力になる」と促され、自らの計画のすべてを明かすのだった。
タンの隠謀により、クムが政務を行うべきだという上書が届いたことで王は憤る。クムがひざまずいて謝罪をする中、さらに謀反の告発書までもが王の手に渡ってしまう。特別な裁判機関である鞫庁の設置により、逆賊とされた両班たちが取り調べを受けることとなり、クムは義禁府に連行される。一方、司憲府ではチャンダルとアボンがハン・ジョンソクの死の記録がウィ・ビョンジュによりねつ造されていたことを突き止める。