バウはスギョンの身の安全のために別れて暮らすことに。そんな中、スギョンのもとに光海君が訪ねてくる。光海君は王としてではなく父としてスギョンを守ると約束し、バウとスギョンが一緒に住めるよう手配する。一方、屋敷に戻ったデヨプに激怒するイチョム。デヨプは書状を取り戻すためだったと弁明し、叔母ヘインダン・イ氏のとりなしで最後の機会をもらう。
本物の貸出帳簿の存在を知ったスギョンはイチョムの屋敷に忍び込む。帳簿は見つからず、捕らわれそうになった彼女をデヨプが救う。デヨプから帳簿を渡され、ジャジョムの屋敷を訪れたスギョン。帳簿にイチョムの夫人の名があると告げ、バウを助けることを条件にこれを渡すと持ち掛ける。本物の貸出帳簿は、バウの訊問の場でジャジョムを経て光海君に届けられるが…。
禁書の挿絵を描いたスギョンの代わりに罪を被ったバウ。デヨプはスギョンに、バウを諦めれば彼を助けると持ちかけるが、突き放される。一方、取引の場にバウが姿を現さなかったことから、謀反の証拠となる書状が光海君の手に渡った可能性を憂慮するイチョム。禁書の貸出帳簿から大北派の名を削り、西人派だけを残した偽物を光海君に提出する。困った光海君は…。
イチョムはバウの似顔絵を貼り出して懸賞金をかける一方、彼の母と妹をさらっていた。そんな中、王族と女官の恋を描いた小説の人気を耳にし、捕盗庁(ポドチョン)に取り締まりを命じた光海君。デヨプは挿絵の絵柄から誰が描いたか気づき…。王の廃立を企み、明(みん)の皇帝に援助を要請するイチョムの書状を奪取したバウは、母妹と書状の交換をイチョムに要求する。
密輸船が台風で沈没し、借金を背負うことになったチュンベ。困り果てたバウとチュンベに、春画を描く仕事が舞い込む。絵を描くのはなんとスギョン! しかし、純潔なスギョンは春画を描くことができない。そんな中、バウは難破した密輸船にイチョムの息がかかっていたことを知る。一方、ジャジョムからバウの正体を聞いたイチョムは、復讐を恐れてある行動に出るが…。