バウとデヨプは明の軍服を着て逃亡していたため、今度は後金(こうきん)に捕らわれてしまう。バウは解放されるが、毛文龍への密書を持っており、左議政の息子だと名乗ったデヨプは処刑されることに。バウは後金の将軍に、「重臣の息子であるデヨプを殺せば朝鮮と戦争になる、朝鮮国王は戦争を望んでいない」と説く。そのおかげでデヨプも解放され、2人は都に戻るが…。
バウの留守中に、突然チャドルの実母が姿を見せる。自分は両班の家系だと名乗ってバウの母と妹を丸め込み、正妻として居座ろうとしていた。一方バウとデヨプは、北方で明の将軍・毛文龍(もうぶんりゅう)に捕らえられていた。光海君が自分たちを見捨てる決定をしたと聞き、バウとデヨプは明軍から脱走。イチョムが送り込んだ刺客に狙撃されながら逃亡するが…。
光海君が倒れ意識を失う。常用している丸薬を疑ったキム尚宮は、イチョムに御医(オイ)を変えるよう訴えるが、イチョムは拒否する。疑いを深めたキム尚宮は、御医を殺すよう指示する。一方、バウの殺害を図るイチョムは、デヨプとバウを北方の国境地域に派遣することを代理聴政する世子(セジャ)に提案する。バウはイチョムの意図を知りながらも北方に向かうが…。
娘が生きていることを知ったユン氏からスギョンに会いたいと言われた光海君は、策を講じる。一方、バウはウォニョプが絹織物を密輸していた証拠をつかみ、捕盗大将(ポドテジャン)を罷免させる。ところが、やけ酒を飲んで泥酔したウォニョプが腹いせに町で偶然出会ったチルソンを殺し、バウは怒りに震える。そんな中、キム尚宮はバウに手を組むことを提案し…。
科挙の日、火縄銃の試験で暴発を装いバウの殺害を図るイチョム。光海君の指示で身に着けた胴着がバウの命を救う。イチョムに反撃したいバウは、彼が明国から密輸した絹織物を謀反の資金源としていることをつかみ、反物店を調べる。そこで働いている男の顔を見て驚くバウ。彼は妹ヨノクの夫チルソンだった。そんな中、生母ユン氏が床に臥していると聞いたスギョンは…。