◆第16話「明かされた真実」
シム・ゴヌク(キム・ナムギル)が、かつて家から追い出された養子であり、何者かに狙われた可能性があることを知ったムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、ホン・テラ(オ・ヨンス)にゴヌクの行方を問いただす。そんなテラとシン夫人のもとに、シン夫人がキム室長にゴヌクの殺害を命じる会話が録音されたICレコーダーが届く。テラはシン夫人の関与を確信する。また、ホン・テソン(キム・ジェウク)もジェインから、ゴヌクがもう1人の“ホン・テソン”だと聞かされ驚く。ゴヌクの行方を突き止めたクァク班長は、ジェインとともに訪ねるが、ゴヌクは事故のショックで心を病んでいた。ゴヌクの大切さに気づいたジェインは、テソンに別れを告げる。ヘシングループの新会長を選任する臨時理事会にて、投票の結果、テソンが会長に選出される。が、シン夫人は役員たちにテソンがホン会長の実子ではないというDNA鑑定書を見せつけ、会長の資格がないと主張する。事実を知ったテソンは、ヘシングループから去ることを決意する。部下からゴヌクが生きていると知らされたシン夫人は、ゴヌクの殺害を改めて命じる。同日、ジェインとテソンもゴヌクの病室を訪ねるが、ベッドはもぬけの殻だった。
◆第17話(最終話)「天国か 地獄か」
殺人教唆の証拠品を入手したクァク班長は、すぐにシン夫人の逮捕状を取る。公判の日、シン夫人は最後まで罪を認めず、すべてはワナだと主張する。公判後、シム・ゴヌク(キム・ナムギル)はシン夫人から衝撃の事実を聞かされる。ゴヌクこそが本物の“ホン・テソン”であり、自分の家族に復讐したというものだった。ゴヌクはホン会長を訪ね、会長の前で涙する。一方、ホン・テラ(オ・ヨンス)は、ゴヌクとの関係を清算し、これからは家族になれるよう努力するとゴヌクに告げる。また旅立つ決意をしたホン・テソン(キム・ジェウク)は、ムン・ジェイン(ハン・ガイン)に、ゴヌクが本物の“テソン”だと教え、そばにいてやれと話す。自分を責め、拳銃自殺を考えるゴヌクだったが、ジェインによって自殺を思い留まる。だがアメリカから帰国したホン・モネ(チョン・ソミン)が現れ、ゴヌクの拳銃で彼を撃ってしまう。拳銃からモネの指紋を拭き取り、「アメリカの養父母に呼ばれた」とメモを残して姿を消すゴヌク。しばらくしてテラとジェインのもとにゴヌクから荷物が届くがゴヌクの姿はなかった。そして、背中の傷あとが特徴的な拳銃自殺と思われる身元不明死体がひっそりと発見される。
■2015年1月13日(火)から「秘密」が始まります。