フォーラム | |
8/11 ( 日 ) 14:30~16:00 ( 90分 ) |
フォーラム 1
「 大坂城を取り巻く城 」
中西 裕樹 氏
( 京都先端科学大学 全学共通教育機構特任准教授 ) 河野 未央 氏 ( 武庫川女子大学文学部 歴史文化学科准教授 ) 檀上 遼 氏 ( 岸和田市教育委員会 生涯学習部郷土文化課郷土史担当 ) 進 行 : 北川 央 氏 ( 九度山・真田ミュージアム名誉館長 )
徳川幕府によって再築された江戸時代の大坂城は、幕府の西国支配の拠点として機能します。尼崎城や岸和田城をはじめとする大坂城の周辺に配置された城は、大坂城守衛の役割を担うこととなりました。今回のフォーラムでは、尼崎・岸和田の両城を中心に、大坂城を取り巻く城を取り上げ、その歴史や構造とともに、それぞれの城が果たした役割などについて紹介します。
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8/12 ( 月・祝 ) 14:30~16:00 ( 90分 ) |
フォーラム 2
「 信長・秀吉・家康の城 」
千田 嘉博 氏
( 名古屋市立大学高等教育院教授/ 奈良大学特別教授 ) 松下 浩 氏 ( 滋賀県文化スポーツ部 文化財保護課専門幹 ) 中西 裕樹 氏 ( 京都先端科学大学 全学共通教育機構特任准教授 ) 進 行 : 北川 央 氏 ( 九度山・真田ミュージアム名誉館長 )
日本の城郭史上、「織豊系城郭」の登場はたいへん大きな画期となりました。今回のフォーラムでは、その提唱者である城郭考古学者の千田嘉博氏をはじめ、気鋭の城郭研究者が、「織豊系城郭」の主役である織田信長・豊臣秀吉の城、そして徳川家康の城を取り上げ、その構造や特徴を紹介するとともに、どのタイミングで、何がどのように変化し、進化を遂げるのか、熱い議論を繰り広げます。
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セミナー | |
8/11 ( 日 ) 11:00~12:30 ( 90分 ) |
セミナー 1
「 近世尼崎城・尼崎藩の役割-「尼崎城ハ東西咽喉ノ地ニシテ大坂城ノ先鋒タリ」- 」
「元和偃武」以降に築かれた近世尼崎城。しかし、「泰平の世」にありながら、尼崎藩は岸和田藩とともに大坂城守衛という重要な軍事的役割を果たしていました。尼崎城の築城の過程から大坂城守衛の様子まで、戸田・青山・櫻井松平という尼崎藩主家三代の動向とともに、その歴史を紐解きます。
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8/12 ( 月・祝 ) 11:00~12:30 ( 90分 ) |
セミナー 2
「 姫路城を読み直す 」
姫路城は、天守が国宝、小天守や櫓・門などが重要文化財、城跡全体が国特別史跡、世界文化遺産に指定・登録されている日本を代表する城です。多くの城ファンに愛されている姫路城は、最初に訪ねてわかりやすい城であるとともにディープな城好きにすくすく育って、くり返し訪ねても、常に新たな魅力を発見できる特別な城です。今回の講演では、姫路城に残る石垣や櫓、門などを取り上げて、その歴史的意義を考えます。さらに文化財としての姫路城がどのように守られて今日に至ったかをたどり、これからの課題についても検討します。
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