‘2011年7月~11月ロケ’ カテゴリーのアーカイブ

11月5日

2011年11月5日 土曜日

いよいよオープン。天気も悪いながらも雨は降っておらず最悪の事態は免れました。朝8時、早速現場へ。昨夜はスタッフたちも深夜0時頃までかかって掃除をしたということで、見事に美しく出来上がっていました。さすが最後の追い込みはすごい!
遠藤社長が現場を見にやってきました。中国人スタッフが観葉植物の葉っぱを拭いていたことにかなり感動された様子でした。日本での2ヶ月半の研修の成果はやはり大きかったようです。取材している私たちでさえ感動と達成感がありました。

9時17分、開業式典開始・・・のはずですが特に説明のないまま時間がどんどん過ぎていきます。このへんはやはり中国。(後で聞いたところだとどんどんお客さんが来るので遅らせたようです)9時40分近くになって開始。大砲あり、花吹雪ありのド派手な演出。そしてなぜか青島晩報から逆取材されました。明日の紙面に出るようです(第3章で四川省の西昌テレビに出演して以来)。さて、式典終了後、スタッフたちが一生懸命作り上げた10階にある3つのモデルルームには大勢の人が押し寄せていました。私達も早速インタビュー「こんなのは今まで見た事がない」、「日本で研修しているので安心」などの声の一方値段については「ちょっと高いかな」という声も。番組的には今日の映像が終盤の核となります。バタバタでしたが、撮りたい映像は大体押さえる事ができたのでこれまでのプレッシャーから一気に解放!となったとたんに体がだるくなり熱っぽくなってきました。まだ後半のロケがあるのでもう一度気合い入れ直さねば!

11月4日

2011年11月4日 金曜日

朝から雨。昨日「直しては?」と助言した「長楽居」の文字。確かに「楽」の字は真ん中になっていましたが今度は「居」の字がどうみても右にずれています・・・。いよいよ明日オープンということでスタッフたちの緊張感もかなり高まってきています。今日は午後、日本からロングライフの役員一行が到着し、会議があるので与十田記者が空港へ。私達は建設現場のテレビや洗濯機などの運び込みを撮影した後、例のラブホテル風のホテルをチェックアウトし、いつもの麗晶ホテルに移動しました。ホームグラウンドに帰ってきた感じでほっとします。ロングライフ役員の宿泊もこのホテルなので、ホテルへの到着を撮影し午後4時から新華錦集団の張董事長らとの会議。途中、問題点が浮上したところで私たちと、今日から取材に入ったキー局のFテレビさんは退出を命じられ・・・どうなる事かと思いましたが、2時間後、会議が終わって出てきた遠藤社長は満面の笑み!そしてハイテンション!。どうやらうまくまとまったようです。夜は金さんが「ケンタッキー」というので疲れていた事もあり近くのケンタッキーで食べてあっという間の1日が終わりました。明日はオープン。無事に終わるでしょうか。

11月3日

2011年11月3日 木曜日

朝、「ケンタッキーは太るから」といっていたダイエット中の金さんがいきなりケンタッキーのお持ち帰り朝食をほおばっています。しかも昨日始めたウォーキングも早くも欠席。
無性に食べたくなったという子どものような理由でした。

さて、オープンを2日後に控えた現場に直行。
ちょうど老人ホームの顔である「長楽居」という文字を貼付けているところでした。現場監督のようなおじさんが、「もうちょっと右!」とか大声で指示していますが、どうみても「楽」の文字が右にずれている気がしました。誰に聞いても右にずれているというので、張総経理が来た後金さんが進言して直させました。何のための現場監督なのか・・・そう、今日は張総経理が最終の現場視察。昨日の午後見た時に比べるとかなり整理が進んでいました(というかもう48時間後にはオープンなのですが)。まずまずの進みぐらいに総経理もそこそこ満足した様子でした。

この施設にはまだ自動のエレベータがありません。自分のいる階からエレベータに向けて大声で「10楼」(10階!)とか呼ぶと、ずっと中にいるおっちゃん(エレベータガールのような役目)がその声を聞いて上がったり降りたりするのです。このおじさんが昼ご飯を食べている間や帰ってしまった後は27階建ての建物を階段で移動しなければなりません。ある意味現場のキーマンともいえます。

そして午後、第1章新疆ウイグル自治区にADとして同行し、その後テレビ東京へ出向。今年凱旋した与十田記者が本日応援に駆けつけるというので、迎えにいくため青島空港へ。実は本人には「迎えにいけない」といってあって、通関して出てきたら中国人の運転手M氏が中国語でしゃべりまくり、驚いている姿をVTRに収めて最後は後ろからみんなで飛び出して脅かそうという金さんの演出を実行することに(今書いていて恥ずかしくなるような演出ですが・・・)いいおっさんたちが身を隠して待つこと20分。ついに与十田記者の姿が。話しかける運転手M。しかし与十田記者はぜんぜん慌てる様子がありません。仕方なく後ろから脅かしましたが完全に不発・・・。なぜなら与十田記者は以前運転手M氏と以前に上海で面識があったのでした。
まあそんなお遊びはここまで。その後青島の新市街地撮影、そして再び老人ホーム建設現場へ。今日はモデルルームに家具や小物などを入れほぼ完成された状態にします。看護士の張さんたちも今日は残業いよいよ残るは明日1日です。