朝5時半起床!、5度目のロケに出発。今回は予算の都合で私と増田カメラマン2人でのロケです。金さんも入れて全員40歳超、3泊4日というかなり無茶なスケジュールです。今回もお土産を買い込みましたが、シリーズ第1章の時から10数回のロケで欠かしたことがないのが中国の最高級たばこ「中華」。関空の免税店でも売っている店は少なくいつも決まった店で買っています。1カートンで4000円と日本のタバコに比べても割高ですが、金さんによると日本製の中華は中国製よりも品質がいいとか(本当?)来客にタバコを配る習慣がある中国人にとっては持っていることで自慢できる一品のようです。
まずは9時25分の中国国際航空(CA164)で大阪を発ち10時55分上海着。今回は機材も縮小しSONYのZ1Jという小型のカメラで行きます。いつものように浦東空港でコーディネーターの金さんと合流し出発。(金さんは6度目の涼山行き)
成都に着いたのは午後6時ごろ、何せ3泊4日しかないので少しの時間も無駄に出来ません。この日も着いたらすぐ午後7時から成都イトーヨーカ堂で喜徳の光の新米セールを撮る予定だったので、空港を出てすぐヨーカ堂のTさんに連絡しました。その直後にTさんから折り返し電話が・・・「ごめん 今工事中で店閉まってた」。一瞬青ざめる取材班、しかしここ成都ではイトーヨーカ堂は大人気、何と3軒もあるのです。
前回おじゃました2号店は工事中ですが、3号店でも同じように新米セールをやっているということで一安心。。。
さて店内へ。今日はハロウィン! 日本でも徐々に認知度は上がっていますが中国でもハロウィンは一大イベント日になりつつあります。イトーヨーカ堂の中にもあちこちにハロウィンの飾りがあって賑やかです。それにしても夜遅いのに客が多い!
午後9時、あるイベントが始まりました。
ハロウィンにちなんで10元(150円)以上買い物をした人には240キロの巨大かぼちゃを切り分けてプレゼントしようという試みです。この日の折込チラシで告知していたためあっという間に50人を超える行列ができました。
そして9時、思ったよりも整然と配られていますが、中にはもらったかぼちゃにケチをつけ「そっちのかぼちゃのほうがいい」とゴネるおじさんもいます。(確かにそのかぼちゃは他に比べて薄っぺらくて怒るのもわかるのですが・・・)
肝心の喜徳の光は「新米セール」として米売り場のエンドに積まれてありました。これまでの5キロパックではなく今年から2キロと4キロの2パターンを出したことで、人々の興味も高まっているようでした。中国も一人っ子政策で大家族が少なくなっているからか売れ筋は2キロ。聞くと家には夫婦2人だけなので試してみるのは2キロで十分という答えが多かったです。他の米の2~3倍の値段でしたが結構売れていました。健康ブームは内陸にも起きているようです。
ロケは午後11時前に終了、いつもの空港前のボロボロ2つ星ホテル(1人1泊180元=2700元)ではなく、市内の3つ星(280元=4200円)にグレードアップし、快適な睡眠をとりました。