大阪が「天下の台所」と呼ばれていた時代、大坂と江戸を結ぶ大動脈といえば、菱垣廻船だったんです!そして、今回は、その菱垣廻船を復元、展示している、「なにわの海の時空館」に行ってまいりました。
「なにわの海の時空館」は、大阪の海の歴史を通して、人々が、海・船・港とどのように関わってきたか、見て、触って、体感しながら楽しむことができるところです。今回はこの菱垣廻船の復元に最初から携わってこられた、神戸商船大学名誉教授の松木先生にお話しをうかがいました。
船の船腹に菱形の模様で木を組んでいるところから、菱垣廻船という名前がついたんやそうです。菱形に木を組むのに随分手数・値段がかかったそうで、それをトレードマークにして、他の船と違うんだよということを見せたんですって。そして、船尾にまわると、大きく口が開いている所に、舵を吊り上げて格納するんです。水に入っているところだけで4畳半くらいですので、舵の大きさが実感できますよ。江戸時代には、たくさんのこういった船が大海原を行き来していたんですね〜。
「なにわの海の時空館」では、クリスマスコンサートや新春恒例の餅まきなど、年末年始の楽しいイベントが盛りだくさん!冬休みはご家族連れでぜひお越しください。
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