世界初のハイブリッド人型ロボット発表 がれきの上でも作業可能に

関西から私たちの生活を変えるかもしれない、世界初の技術をもつロボットたちが誕生しました。

【発表の様子】「きょう発表する『零一式カレイドver1.1』です」

1日発表されたのは、滋賀県に本社を構えるロボット開発のスタートアップ企業「人機一体」が手掛けた世界初の人型ロボット「零一式カレイドver1.1」です。このロボットはコンピュータによりバランス制御がされていますが、操作は人の手によって遠隔で行われます。これにより自律的に姿勢を制御しつつ、ヒトによる直感的な操作が可能で、「人機一体」によると人型ロボットにこの技術を取り入れたのは世界初だということです。

1日のイベントには2025年開催予定の大阪・関西万博でプロデューサーを務める河森正治氏も登場し、世界初のロボットへ期待をにじませました。
【河森正治さん】「生き物の持っている自然の生態と機械の発展性がついにひとつになりつつあると実感している」

「人機一体」はこれまでにJR西日本などと共同で、架線設備の塗装や樹木の伐採などの高い所での作業ができる人型ロボット重機を開発。2024年7月からは鉄道設備のメンテナンス作業に導入されています。今回開発されたロボットは、がれきの上など不安定な足場でも安定して作業することが可能で、工事現場などでの危険な作業をロボットが行うことをめざしています。

【人機一体社長】「この人型を自分の分身として危険な場所に送り込んで全身を使った作業を出来るようにしていきたい」

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