教育分野の最新技術は生徒だけではなく教員へも広がりを見せています。
南港で25日から始まった「関西教育ICT展」では、今や生徒がタブレットを持っていることから最新のITテクノロジーを使ったICT=情報通信技術教育が進んでいます。
【出展担当者】「データをパソコンに取り込むと、画面上で見てこれとこれが間違っている、そのほかは丸、今これで問1の採点が終わった。一括で効率よく採点することで採点時間を大幅に短くする商品」
これを見た現役教師は「採点というのはテスト後すごい時間のかかるものなので(採点が早く終われば)生徒の指導に対してはより時間をかけられると思うので便利かなと思う」
公立学校の教員には、残業や休日出勤をしても残業代が基準以上は支払われない法律があります。「定額働かせ放題」とも揶揄される中、教員のなり手が減っている現状があります。
【出展担当者】「過労死ラインとか昨今騒がれている中で少しでも負担を軽減したい、そういったところをテーマとしている」
新技術で教育の現場を変えようという企業、116社が集う展示会は26日までです。