【記者】「こちらはJR新大阪駅です。東海道新幹線が始発から一部運行停止となったことで、駅構内の窓口では現在も切符の払い戻しなどを求める人の姿が見られます。駅構内の人の数は徐々に減ってきていますが、午前中から昼にかけて多くの人が混乱する姿が見られました」
22日午前3時37分ごろ愛知県内の東海道新幹線の上り線で保守点検を行う車両同士が衝突し脱線、JR東海は始発から浜松―名古屋間の運転を見合わせました。夏休みに入ったばかり、大動脈の寸断に。
【足止めされた人】「夏休みやから旅行行こうと思って、いけなくなったから全部キャンセルしたけど明日もどうなるかわからない」
新大阪駅の窓口には多くの外国人が列を作っていました。
【外国人観光客】「何が起きているのかわからない、泣きたいよ」「2時間前にインターネットで調べたけど、なぜこんなに多くの人が集まっているか理由がわからなかった」
北陸新幹線を使って東京に向かおうという家族も…
【アメリカから10人でやってきた観光客】「ひとり5000円追加でかかるのよ」「北陸新幹線を乗り継いで東京まで6時間かかる」「窓口の人が英語を話せない」
駅員の語学力に不満の声も。
JR東海によりますと、切符の払い戻しは1年間対応するも、旅行会社で購入したものは旅行会社に問い合わせて欲しいということです。
【記者】「復旧作業は現在も続いていて、運転再開のめどはたっていないということです。一刻も早い復旧が求められます」
