パワハラ疑惑に揺れる兵庫県の斎藤知事。19日、疑惑を解明するため百条委員会が開かれました。
（デモの様子「斎藤やめろ」）
市民から辞職を求める声があがる兵庫県斎藤元彦知事。斎藤知事に関しては兵庫県の元県民局長(60)が、2024年3月斎藤知事のパワハラや贈答品のおねだり疑惑などを告発。その後告発を調査するため百条委員会が設置されましたが、証人尋問に出席する予定だった元局長の死亡が7月7日に確認されました。
19日の委員会では、元局長が証人尋問への出席に向けて準備していたとみられる陳述書や、斎藤知事が特産品をねだったとみられる音声データが審議の資料として採用され、会場で音声が再生されました。
【再生された音声データ】「ワインちょっとまだ私のんでないので、この間いちごジャム…塩はあれですけど折をみてよろしくお願いいたします。」
また19日の委員会では県職員を対象に疑惑を目撃したことがあるかなどを問うアンケート調査の実施方法や、証人尋問を含む今後のスケジュールについても協議されました。
委員会後、奥谷委員長が報道陣の取材に応じ次のように語りました。
【奥谷委員長】「 本来であれば元県民局長を迎えて証人尋問を実施していたがそれがかなわず大変に残念。この資料をもとに委員会を進めていきたい」
次回の委員会は8月2日に開かれる予定です。
