未来が見えるパビリオンを目指します。大阪・関西万博で最大級となる施設の展示内容が披露されました。
【未来の都市プロジェクト古見ディレクター】「ユニークなソリューション(解決策)を体験できるものを作っていきたい」
17日発表されたのは「未来の都市」をテーマにしたパビリオン。万博を運営する博覧会協会と12の企業・団体が共同出展します。建物は二酸化炭素を吸収するコンクリートを使うなど、環境に配慮した技術を活用。広さは今回の万博で最大級です。
展示では経済の発展と社会課題の解決を両立する未来の都市の在り方を描くとしていて、2035年の暮らしや医療、交通などについて仮想の住民と対話ができるほか、未来の循環型社会を体験できます。また、長さ92メートルの巨大スクリーンには人類の誕生から未来を幸せの観点から映し出すなど15のアトラクションを用意する予定で、2025年2月の完成を目指します。
【未来の都市プロジェクト古見ディレクターディレクター・古見さん】「未来というのは自分たちが受け入れるものではなくて、作り上げていくのだ、というような息吹を持って帰ってもらえたら」