【記者】
8日で2年が経った安倍元総理の銃撃事件。現場となった奈良市の大和西大寺駅前から中継でお伝えしています。
いま、警察官が大声を張り上げている男性2人を取り囲んでいる状況です。今静止しています。現在も大きな声を上げて、（警察が）制止を続けています。この現場には献花台が設けられています。献花は午後5時までですが、このあと花の供養が行われる予定です。
2年前の7月8日、安倍晋三元総理は選挙の応援演説中に山上徹也被告に銃撃され、死亡しました。事件発生時刻の午前11時31分ごろ、事件現場には国会議員32人も訪れ黙とうを捧げました。
献花に訪れた人で列ができるほど。多くの人が祈りを捧げました。
【献花に訪れた人】「日常は変わらないけど安倍さんはいなくなっちゃったっていうさみしさ（がある）。総理を辞めたあとも尽力していたので、道半ばだったと思う、残念」「目の前にいたので現場に来るとその日のことを思い出す、安らかに眠お休みください」
献花台のスペースです、今年はこのように柵で囲われていて入り口では手荷物検査が行われ、厳戒態勢が敷かれていたのですが、このように大きな声での騒ぎが起きています。私も事件直後にこの現場を取材していましたが当時、2年前に比べて歩道の幅は広がっていて、大きく景色が変わった印象です。
山上徹也被告の裁判については検察側の精神鑑定の結果、「完全責任能力がある」と判断されましたが、本人が法廷に立つのは来年にずれ込む見通しとなっています。
