生野重機死亡事故の控訴審で証人尋問「健常者と同等の就労できないのは間違い」

交通事故で死亡した女の子の両親が賠償を求め起こした2審の裁判で11日、証人尋問が行われました。

2018年、大阪・生野区で重機が歩道に突っ込み、聴覚支援学校に通う井出安優香さんが死亡した事故。両親が、運転手などにおよそ6100万円の損害賠償を求め、訴えを起こした裁判の証人尋問が11日行われました。

裁判で争われているのは将来得られたはずの収入。1審の大阪地裁では、健常者の平均賃金の85%を認め、およそ3800万円を支払うよう命じました。11日の証人尋問では、自身も聴覚に障害があるという宮城教育大学の松崎丈教授が出廷し「安優香さんの日記を確認しても当時から健常者と同等の学力があったと見受けられ将来の就労も健常者と同等の労働ができると考える。また、聴覚障害を理由に健常者と同等の就労ができないと考えるのは間違いだ」と証言しました。

次回、最終弁論は9月3日となっています。

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