個人情報を横流しした市の職員が検察庁に送致されました。大阪・八尾市が運営する斎場で、利用者の個人情報を渡す見返りに、葬儀関連業者から現金を受け取ったとして八尾市職員の西川雅昭容疑者（59）が逮捕・送検されました。警察によりますと、西川容疑者は2023年10月までのおよそ1年間、葬儀関連商品を販売していた木下昌宏容疑者らに、斎場の利用者約3000人の名前や住所が書かれた書類を渡す見返りとして、現金およそ40万円を受け取った疑いがもたれています。西川容疑者は火葬許可証の情報を元に、およそ280回にわたって個人情報を漏らしていたということです。