亀岡暴走事故から12年 遺族は「十三回忌と言われても…」

12年前のきょう、京都府亀岡市で車が登校中の小学生の列に突っ込み、3人が亡くなりました。いま、遺族が思うことは。

京都府亀岡市の事故現場では雨が降る中、13回忌の法要が行われました。12年前の23日、無免許のうえ居眠り運転をしていた当時18歳の少年が、登校中の小学生の列に突っ込み、3人が亡くなり7人が重軽傷を負いました。お腹に子を宿していた妊婦の娘を亡くした男性はこの12年間について。

【妊娠していた娘を亡くした中江美則さん】「十三回忌と言われても僕の中では複雑すぎて、悲しすぎて。この瞬間がずっと続くと月日の流れが残酷になりすぎる。この世に存在している僕らは置き去りにされているような気もするし、あまりにもむごいなと思う」

加害少年は9年間服役し3年前に出所。無免許運転の厳罰化などを訴え続けています。
【妊娠していた娘を亡くした中江美則さん】「犠牲者は交通事故で済まされたくないんですよ。交通事件は犯罪やということを(メディアも)一緒に訴えてほしい。そういうことをこれから望んでいきたいしこれからもっともっと諦めんとやっていきたい」

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