新年度に入り現在進行形となった物流の2024年問題、解決につながるかもしれないアイデアや技術が大阪に集まりました。
住之江区のインテックス大阪で10日から始まった「関西物流展」。今回は過去最多の376社が参加しています。今、物流業界でとくに問題視されているのがトラックドライバーの長時間労働です。荷物が車に積み込まれる間、待ち時間を減らすためにイギリスの企業が提案するのがこちら。
【ジョロダージャパン代表取締役】「日本では2024年問題で待ち時間を減らすことができる、トラックに自動で荷物を積み下ろしできるシステムを提供する」
さらにドライバーが行っている荷降ろしを自動で行う機能も。
【ジョロダージャパン代表取締役】「日本は海外に比べて遅れている、日本は全部フォークリフトか運転手がパレットを手で積み込んでいたが、今はボタンを押すだけ(で作業が完了する)」
他にも煩雑で神経を使う仕分け作業を自動化するシステムにも注目が集まっていました。
【ラピュタ・ロボティクス営業部長】「倉庫の中でのピッキング作業を迅速に行える。上からプロジェクターで商品を光らせることで間違わない、今日来た人でも100パーセントの品質を保てるようにと作ったシステム」「物流問題を改善するための設備やシステムの導入は、まだまだ大きな波として世界的にも続いていくと思う」