大阪市内の高校で部活動の合宿でミスをした部員に、丸刈りを強要していたことが分かりました。
関西大学によりますと、運営する関西大学北陽高校のハンドボール部で2023年3月、部員2人が食事の配膳に関するミスをめぐり監督とコーチからバリカンで頭を丸刈りにされたということです。同じ年の秋には別の部員が監督からの指示を受け、自ら丸刈りにしていたこともわかっています。3月、部員の保護者から相談があり学校が聞き取り調査したところ、監督は丸刈りを強要したことを認め、さらに暴言や頭をたたくなどの暴行を繰り返していたことも判明しました。監督とコーチは「厳重注意」処分を受けましたが、現在もハンドボール部で指導を続けているということです。関西大学は「引き続き適切な指導を行い、再発防止に努めていく」とコメントしました。