国内初、薬局で買える脂肪を減らす薬とは？
【大正製薬マーケティング本部長】「日本初、お腹が太めな方の内臓脂肪減少薬」
大正製薬が3月4日に発表したのは内臓脂肪を減らす薬。食事中の脂肪の吸収を抑制、便と一緒に排泄することで、内臓脂肪や腹囲を減らすことが期待される国内初の薬です。臨床試験では、1年間の服用で腹囲がおよそ5センチ、内臓脂肪面積がおよそ20％減少したということです。医師の処方箋なしで購入することができますが一方で副作用も。
同じ成分で同じ容量の海外の薬を1週間服用したという、薬剤師でYouTuberの方に話を聞くと。
【海外の薬を試した薬剤師】「1日目特に問題なく、２日目から便と一緒に油が出て三日目におならをすると油が出てしまって…」
体に吸収されない油が排泄物と一緒に出たそうなんです。
【海外の薬を試した薬剤師】「（油の）色はラー油（のような色）臭いに関しては人それぞれ、僕の場合はなかった。6日、7日目になるとコントロールできるようになってきて、トイレに行って油を出すことを1日10回ほど繰り返した」
副作用は気になりますが、メリットは大きいといいます。
【海外の薬を試した薬剤師】「今回の『アライ』は病気（基礎疾患）を持っていたら使えない。なので予防的な意味で使える抗肥満薬。これから病気なってしまうかもしれない人を防ぐことができるかもしれないという意味で、非常に画期的な薬の発売になったと思う」
購入には男性は腹囲85ｃｍ以上、女性は90ｃｍ以上など条件を満たす必要があります。薬局などで薬剤師指導のもと、4月8日から販売が始まる予定です。
