春闘前に賃上げに追い風なるか 日経平均株価34年ぶりの3万7000円台に

日経平均株価がきょうバブル期以来の高値を記録。景気回復となるのでしょうか?

【記者】「きょうの日経平均株価は、前日より400円近く値上がりし、3万7000円台を突破しました」
9日朝、3万7000円台というバブル期以来の水準となった株価。取引時間中として、1990年2月以来およそ34年ぶりの高値を記録しました。その理由について、株式の専門家は。

【岩井コスモ証券 有沢世一投資調査部長】「(企業の)決算発表がまっさかり。日本の企業の業績が好調だということ、そしてアメリカの株式市場でニューヨークダウが最高値を更新中ということで、その辺が追い風になって一気に上がってきたということ」

ところで気になるのはやっぱり関西の景気。この株高で、景気も良くなるのでしょうか?
【有沢投資調査部長】「春闘の労使交渉が始まるが、この時期に株価が上がるということは経営者のマインドをちょっと盛り上げる効果があると思う、少なからず賃上げに影響するのかなと思いう」

賃上げをめぐる2024年の春闘をまえに、経団連の十倉会長と連合の芳野会長は去年を上回る賃上げを目指すと表明。いまの株高が企業のトップにとって好材料となり、賃上げへの後押しになるかもしれません。

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