車の生産をめぐる不正に揺れるダイハツ。9日、国へ再発防止策を提出します。
【記者】「工場の稼働が停止しているため、行きかう車両もまばらです。不正問題を受けてダイハツはきょう午後にも国交省に再発防止策を提出します」
一連の認証不正を受け、9日も生産が止まったままのダイハツ京都工場。ダイハツをめぐっては2023年12月、車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請で不正があったことが発覚。ダイハツの全車種が一時出荷停止になりました。
その後、国土交通省が立ち入り検査を行い、衝突試験の車両を加工する悪質な不正を確認。3つの車種の型式指定を取り消しました。また1月16日には是正命令を出し、1ヵ月以内に国へ報告するよう求めていました。
これを受けてダイハツは9日、取りまとめた再発防止策を斉藤鉄夫国交大臣に提出する予定。再発防止に向けた具体的な対策が注目されます。
