能登半島地震が発生してから15日で２週間。被災地では厳しい生活がいまだ続いています。
石川県によりますと、震災で犠牲となった死者は222人。連絡の取れない安否不明者は22人となりました。およそ1万9000人が避難所での生活を余儀なくされ、依然として15地区490人が孤立状態にあり、高齢者らは命の危機に直面しています。県内では断水や停電が続く地域も多く、復旧の見通しがたっていない状況です。
このような中、大阪府は15日キッチンカーを被災地に派遣しました。
【吉村知事】「ぜひ温かくて美味しい食事を届けてもらいたい」
厳しい寒さが続く被災地での生活に温かい食事を提供するため、4台が現地に向かいました。
【地域創生アドバイザー】「（キッチンカーだと）そこで調理もできて温かいものを提供して、ごみも持ち帰ることができる。現地に迷惑をかけない。だいじょうぶだよ、など言葉を添えるなど気を使いつつ提供したい」
輪島市内で16日から2週間ほど、支援を行う予定です。
