コロナによる規制が緩和され、久しぶりの本格的な賑わいとなりそうなこの年末年始。気になる帰省や初詣など鉄道の運行状況は？今回は計画的な行動が求められそうです。
神社仏閣へのアクセスに便利な京阪電車ではことしも、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで、大晦日の終夜運転が行われます。
【記者】「大晦日終夜運転のヘッドマークがついています」
17日からこちらの列車を運行する京阪は…
【京阪電車列車区副長】「コロナが5類に分類され徐々に京阪電車も客が戻りつつある」
1月1日の午前0時から2時台までのプレミアムカーに乗車した人にはオリジナルのメモを配布予定です。
同じく路線に伊勢神宮や橿原神宮など有数の初詣スポットを持つ近鉄も終夜運転を実施します。大晦日から元日にかけては臨時特急列車「ひのとり」を大阪・名古屋から伊勢方面に3往復運転。また観光特急「あをによし」と団体専用列車「楽」の2つの列車を使用した初詣列車ツアーを1月1日に開催します。JR西日本では、大阪環状線など7つの区間で元日の午前３時ごろまで臨時列車を運転。
一方、大阪メトロ、阪急、阪神、南海は終夜運転を実施しません。新幹線の12月２８日から1月4日までの予約状況です。12月11日時点で東海道新幹線は指定席379万席のうち、前年比およそ1.5倍の173万席。山陽新幹線では指定席331万8000席のうち前年比およそ1.4倍の120万4000席と例年よりはやいペースで予約が進んでいるということです。なお東京、博多間を運行する「のぞみ」号は、12月28日から1月4日まで、全席指定席となり「自由席」はありませんのでご注意ください。
